話しをしてたらゆっくりと身体がベッドに沈んだ。



年が明けてからの初キス…。



唇を離すとニコッと笑うナツ…。



大好き…。



「時間的にムリだからこの先は辞めとくね…。」

「えっ!?あっ!!はい…。」



少し期待したんだけどな…。



恥ずかしいけど最近ナツに触りたくて仕方ないんだもん…。



「もっとキス…。」

「ちょっと辞めてよ~…。それ理性ぶっ飛ぶ…。」



徐々に熱くなるあたしとナツの身体…。



我慢できないかも…。



そう思った瞬間、はぁ兄達の着うたが部屋に流れた…。



「嫌な予感…。」

「誰から?」

「悟さん…。ごめん、タイムね乃彩。」



凄く元気な声でナツが電話に出た。



嫌な予感って?



「わりぃ!!大至急戻ってくれ!!」

「わっかりましたぁ。20分以内で戻れると思います。」



行っちゃうの?



まだ会ったばっかりなのに…。