「次の任務はこれだよ。クロエ。」
「…あぁ。」
世界に害をなす人物を抹殺する処刑組織、『クライ・クロウ』には、ウロボロスの印が体に刻まれた5人の処刑人が存在する。
★ ★ ★
「人体蒐集鬼??」
「…あぁ。」
「ヘェー、キミの次の任務は面白そうだねェ。」
「…そうでもないが。」
「まァ、もし手こずったらボクに
助けを呼んでネ。いつでも手伝いに行くヨ。」

ウインクをしながら目の前の相手は
楽しそうに笑う。

「…楽しそうだな。」
「ンー、だって、キミの久しぶりの
活躍なんだもん。最近任務無かった
みたいだし。」

嬉しそうに笑いながら俺の目の前の相手、
もといノアが目を細める。

「…活躍ねぇ…」