天満堂へようこそ-3-

「お前なぁ、一応でいいから敬え!」

「敬ってますよ?あ、奏太様はコーラでよろしかったですか?」

「あ、うん。ありがとう」

「ほら、これが王子です!」

「あーわかったわかった。俺ビールな」

「まだ夜ではありません」

そう言うとコーラの瓶を栓がついたまま置く。
俺にはちゃんとグラスが付いてきたのに。

「ノア様は……」

「ノアで結構です」

「では私のこともニコルと。剣の腕は魔界まで聞こえてます。紅茶でいいですか?冷えたものしかありませんが」

「ありがとうございます。剣の方はニコルさんも同じく噂を……」

「なんだ?お前ら知り合いか?」

「違うが、同じ剣を扱うと各界で名が知れ渡るもんだ。覚えとけバカ王子!」

「あの、今から来るお客って?」

「私が一応受付をし、販売客と買取客と時間の予定を組んでいます。今からは買取ですが、持ち込みといえば持ち込みですが、ちょっと特殊でして」

「どうゆうこと?」

「見られますか?」

「話だけでいいよ。見たらダメな気がするから」