サラサラっと書かれた記入用紙はほとんど全て漢字だった。
「妖狐?玉藻?」
「狐の親玉みたいなもんだ。で?今はお前が継いでるのか?」
「まあね。先代が動けなくなっちまって、あちきが次に選ばれただけだよ。今日はいつものと先代の薬が欲しくてねぇ」
「万能薬ならまた元気になるぞ?」
「それが……さっさと送ってやれって輩が多いんだよ」
「でも、元気になってもらった方がいいように見えるけど?」
「あちきはね。ほかのものが納得しないんだ、仕方ないから寿命を全うさせてやる方向で収まったもんでねぇ。ところで結月、この坊やは……」
「弟だ。手は出すなよ?」
「なんだ、それなら仕方ないねぇ。坊や、1度里に遊びにこないかぇ?皆がもてなそうぞ」
「あ、あの……」
「何れ邪魔させてもらおう。奏太、薬だ!」
「妖狐?玉藻?」
「狐の親玉みたいなもんだ。で?今はお前が継いでるのか?」
「まあね。先代が動けなくなっちまって、あちきが次に選ばれただけだよ。今日はいつものと先代の薬が欲しくてねぇ」
「万能薬ならまた元気になるぞ?」
「それが……さっさと送ってやれって輩が多いんだよ」
「でも、元気になってもらった方がいいように見えるけど?」
「あちきはね。ほかのものが納得しないんだ、仕方ないから寿命を全うさせてやる方向で収まったもんでねぇ。ところで結月、この坊やは……」
「弟だ。手は出すなよ?」
「なんだ、それなら仕方ないねぇ。坊や、1度里に遊びにこないかぇ?皆がもてなそうぞ」
「あ、あの……」
「何れ邪魔させてもらおう。奏太、薬だ!」



