天満堂へようこそ-3-

「あ、そうだ!ルーカスさんちょっと来てよ。ノアも!」

そういい部屋を出て、2階の食堂へ行く。

「まだ3時には早いだろ?」

「そうなんだけど、限定10食のわらび餅セットが食べたくてさ」

「言えばなんとでもなりますが……」

「それじゃぁ、ほかの人にも悪いから」

そう言い、3つ分の食券を買いカウンターに出す。

「あらま、副社長様でねぇけ?言ってくださりゃお出ししますたのに」

「おばちゃん訛ってる!ほかの人と同じ扱いでいいから。あ、社長代理も同じ扱いで」

「そうですか?ほんならそうさせていただくけんども、何があっだら言うてください」

「ありがとう」

受け取って窓際のど真ん中に座る。