天満堂へようこそ-3-

言われて初めて腕と足が変化していることに気づく。
でも、どのようにして戻していいのかが分からない。

「奏太、落ち着けばそのうちもとに戻る。ここは全てを遮断する結界が張ってある。隣でコーヒーでも飲んで落ち着いていろ」

「でもムーは?」

「大丈夫だ。たまには私を信用しろ!
ノア連れていけ!」

「奏太様こちらに」と扉を開けられたのでそのままはいる。

中には簡易キッチンとベッドのみ。
ノアがコーヒーをいれてくれるが、隣が気になってしかたがない。

「姫様が何とかしてくれます」

キャウンキャウンと鳴き声だけが聞こえ、つい扉を開けて後悔する。

手術中だったのか、ムーのお腹が開かれている。

「あ、ごめん」

「ただ反応して鳴いてるだけだ、突っ立てるならローズの旦那連れてこい」

「え?うん、わかった。ノア行こう」

「わかりました。ご自宅まで案内致します」

「連れてくるときに、この紙に書いてあるものを持ってきてくれと言ってくれ」

「でもここ薬屋......」

「今私が動いたらムーは死ぬ」