天満堂へようこそ-3-

「奏太様、姫と連絡がとれました。ここで待つようにと」

「でも......」

「......わかりました」

そう言い、ノアも木の上に登る。

「今から1つ魔法をかけます。姿を消す魔法です。ただ兄や姫様のように長くは持たないかもしれません」

「うん、いいよそれで」

そう言いノアに魔法をかけてもらい屋敷の中にはいる。

「これって声聞こえるのかな?」

「姿が見えないだけですので、申し訳ございません」

「そんなこと無いよ!凄いよ!」

そのまま庭から中へはいると少しだけムーの血の臭いがした。

思わず手で鼻を覆ってしまう。
隣を見るとノアも気づいたのだろう。口許を手で隠している。