天満堂へようこそ-3-

ほっほっほっ。
そんな感じの笑い声とともにやってきた田中さんに、座ってくれるように頼み、先程の話をする。

「ふむ、そうですな……まず、今の眠気はルーカス様のおっしゃる通りでしょうな。各界それほど変わりはしませんので。それと、魔力にもよりますが、好きな年齢のままいることも可能です。姫様なんぞ、面白いと幼女からやり直したほどですから……」

「田中さんも?」

「はい。私は歳相応のまま生きてきましたが、姫様にせめて爺さんで居ろと言われまして、見た目だけは今の姿に変えましたが」

「顔とかも?」

「それは変わりません。変化などて変えることは出来ますが」

「じゃあ、ルーカスさんやノアも顔はそのまま?」

「そうです。ノアは兄の年齢に合わせておるようですがの。ですがこれは、魔力がある一定以上ないと出来ませんので、大半のものはそのまま歳をとり死んでゆく、人間と同じです。奏太様は今から魔力が増えるのでしょう。その時期はとても眠くなりますが病気ではございません。それに、いつまで続くのかも分かりません。姫様などまだまだ寝られますから」