天満堂へようこそ-3-

「あの……さ、ルーカスさんのあの傷。俺のせいなんだよね……」

「そんな事はありません。あの時はあれが精一杯の治療でした」

「俺、まだ謝ってないよ……」

「しなくていいと思いますし、本人も気にしてないと思います。それに、男の勲章だとか叫んでましたから」

「うん」

「あの事はノアにも話したので知っていますが、もう治っていますし、何よりルーカス様があのご気性なので、言ったら返って気に病むかも知れません」

「誰がきに病むんだよ?奏太気にするな!そしてこれをどうにかしろ!」

「裸で何やってるんですか!ムーもベタベタだし」

「そう、それ!ちょっと見てろよ!」

そう言うと赤黒く光ったと思ったら髪までかわいている。
ムーも同じように乾かしてもらったらしく、床の水滴さえなくなっている。

「凄い……じゃなくて、何か着てください!」

「男しかいないのに……」

そう文句をいいながらも、いつの間にか持ってこられたバスローブに袖を通している。