天満堂へようこそ-3-

ザバッと湯から上がり、軽くタオルで拭いてからバスローブを羽織る。

寝室に行くと、着替えが置いてあったのでそのパジャマに着替えるが、上はあるのに下がない……

「ズボンは?」

大きなシャツ1枚だったのでそう聞くと、外からまたルーカスが笑ってくる。

「奏太、幻天界はシルクか綿のシャツ1枚だ。こちらとは違うから諦めるか、こちらのにしてもらうかにしろ!」

「マジかよ!えっと、これの短いので、上下ある奴で……まぁいいや、ありがと!」

そう言ってからリビングに行きコーヒーを煎れる。

「私が……」

「いいからいいから」と、もう一つのカップを手渡す。

「奏太さん、全てノアに任せても構わないのですよ?」

「ユーリさんもまた硬い言葉に戻ってる。仕事なのはわかるけどさ、場所と天満堂が少しかわったたげだから、今まで通りでいいんじゃない?って俺は思うけど」

そう言ってユーリにもカップを渡し、みんなで座る。