天満堂へようこそ-3-

「ムー、お前もいきなり来るな!」

「来いって言ったの奏太くんなのに!」そう言いながらも上手に犬かきしている。

「ごめん、バスローブとさ、タオル多めに持ってきてくれる?」

ノアにそう言うとルーカスが思いっきり笑ってるので、ついつい何でだよ?と睨む。

「まぁ、そのうち慣れる。結月なんだがな、暫くは化粧品とやらの大量生産が……とか何とかって言ってたから、暫くは飯は勝手に食ってくれだと。俺も二週間したら一度帰るしな」

「来たばかりなのに?」

「仕方ないんだよ。親父は親父で分けんからんことやってるし。バーの方のバーテンな、あれは昔から知ってる奴で、お前のこともわかってるから大丈夫だ。いうことを聞くように言ってある」

「うん。分かった。明日何時に行くの?」

「昼からでもいいんだが、お前が絶対朝から行くだろうって聞いてるからな、朝飯にこっちに来る」

「分かった、俺もう逆上せそうだから出るけど、ムーどうしよう……」

「私が致します」

「ユーリさん?結月さんは?」

「姫がこちらに行くようにと。ノアは粗相はございませんか?」

「え?大丈夫だよ」

「ノア、しっかりとお使えしてくださいね」

「分かっております」