天満堂へようこそ-3-

「そうですね。我々はどちらかと言うと感情を面に出さないように訓練してきましたから」

「何で?」

「先祖から王族に関わってきた一族で、中にはその職につけなかった者もいます。決まり事があり、必要最低限話すなとか、恋愛禁止とか幾つもありますが」

「王族に仕える仕事ならそうなるのかな?あ、タオルどこにある?」

話しながらも、
せっせと準備してくれる姿はやはり新婚の奥さんのようにしか見えない。

「でも、結月さんに付いているからか、ユーリさん振り回されてるよなー」

「自由奔放な方ですし、1時期兄を遠ざけてましたからね。一人がいいと 」

裸になり露天へ行くと、かけ湯をしてから入る。
温泉の外には檜の椅子にテーブル。その横にバスタオルとバスローブが置いてある。

取り敢えずその椅子に座ってくれるようにお願いしたら命令してくれと言われたのわで、座ってと命令するが、犬のように忠実だなと思ってしまった。