天満堂へようこそ-3-

最上階の一番奥が社長室。
そのフロアは広いのに、社長室と副社長室しかない。

取りあえず中を見た第一印象は、ドラマにあるような部屋。

「あの、毎日ここに来たら良いんですか?」

そう聞くと、毎日でなくてもいいとの返事が返ってきた。

ほかのフロアはほかの会社と同じように、商品開発部、企画部、その他は普通の会社と同じではあるが、至る所に大鍋印があるのがとても気になる。

「あの、この大鍋のロゴなんですけど」


「これは、ヒット商品の大鍋セット……」

「ええー?あんな高いもの?」

「高い?まぁ、高いといえば高いんですが、テフロン加工のサビない焦げないコンパクトとゆうことで、高いもので10万。これとステンレス製の
大鍋セット5万円はデパート販売で、ネット販売もしています」

「まぁ、結月……社長があれだからいいんですけど、俺は何を?」

「月に一回の会議と、後は印鑑などいただくだけで構いません。ご病気だったと聞いていますので、ゆっくり慣れてください」