天満堂へようこそ-3-

全員が外に出た後は強制的に店は終わりにし、警察の人から散々叱られる。勿論その中には結月が含まれていたのは言うまでもない。

全員が帰った後自宅に戻り、ご飯がまだだったので田中さんに用意してもらっている間、ルーカスと一緒に何でビラ巻いたんだと結月に聞く。

「だってお前たちがいれば売り上げが上がるだろう?手間を省いた結果がこれなんだから仕方がないじゃないか!」

「あの店結構広いと思うけど、それでも満員だよ?病気の人待たせちゃったしさ、子供とかお年寄りとか可哀想じゃん」

「あー、もう。わかった。悪かったって!ただノアがあんなに人気があるとは……」

「や、止めてくださいね?私はもうあんな恐ろしい体験はしたくありません。それに鼻が曲がりそうで大変でした」

「香水だろ?」

「そう言うものなのですか?あの臭い!今まで皆さんがどれ程苦しんだかと思うと……まさか兄さんも?」

「そのまさかですよ。お聞きしたほどではありませんでしたが、何度大鍋の中に放り込みたいと思ったことか……っと失礼」