天満堂へようこそ-3-

コソッと裏口から入り店長を呼ぶ。

「何この行列……」

「社長が駅でビラをまいていたらしく、奏太さんとルーカスさんを待ってるんですよ……在庫ももうなくなりそうで」

そう言われて奥の在庫置き場を見るとガラガラだったので、一先ず事務所から電話を掛けて結月に連絡を取る。

「なんだ」

「在庫ないのに勝手なことしないでよ!」

「そろそろトラックが着くと思う。言い忘れた、すまんな!」

聞くだけ聞いて電話を切り、今ある在庫を全てだし、男性は全て補充に回すように言う。

「ノア、今から地獄が始まるからな……覚悟しとけよ?」

「地獄よりも酷いのですか?」

「酷いもんなんてもんじゃない!とにかく付いてこい。奏太そっち任せたからな」

「うん。頑張って!」

そう言い、人を呼んでもらい在庫を出していく。
最初は分からなかったが、何故か女子高生も多い。化粧品効果かなと思い、店長に化粧品の入荷の話しをして、段ボールを運んでいく。