天満堂へようこそ-3-

「それでは、まずはお弁当用の物からお願いします。案がまとまり次第私の方へ……副社長、お時間ですので」

「では、開発部総力を上げて取り組みますので試作品をお待ちください」と部長に言われ、そのまま会議室を出る。

頭の中でルーカスに出かけるよと話しかけるも反応がなく、どうしようかと思っていると、ちゃんとロビーに居てくれたので助かった。

「聞こえてたんなら返事してよ」

「面白いかと思ってな」

「もう!早く行こうよ」

車に乗りこみ久し振りに天満堂へと行く。
もうすぐ着くとゆうところで渋滞になったため、降りて歩いていくことにした。

「変わってないね」

「まだそんなに経ってないだろ?」

「うん。でもさ、なんか懐かしい感じ」

「あれは何でしょう」とノアが指さす方を見ると行列が出来ている。
明らかに天満堂への行列だろうが、大売出しでもないのにおかしい。