天満堂へようこそ-3-

ルーカスの報告が終わり、他になにかないかと言われたので、鍋の蓋では冷蔵庫に保存しにくいから、取ってのとれる鍋に専用の保存用の蓋をつければ保存しやすいこと、お弁当を作るのに便利なお弁当用の小さなフライパンや揚げ物用の鉄鍋があるといいと言った後に、「毎日作る家はいいけど行事だけとかの家でも小さい子のいる家庭に便利だと思うから値段が高額になら無くてなにかないかな?」と言ってみる。

「開発部!」

「はいぃぃ」

「昼からの予定だったが、お前のところの部長に言って早急に話を副社長と纏めろ。見本が出来るまでに担当者をつけてチームを作れ。この件は副社長に一任する」

パチパチパチと拍手がなり、またもなぜか親指をたてていいねのポーズをしているが、その目は円マークに見えるのは俺だけだろうか……

他にないなら解散と言われ、戻ろうとして引き留められる。

「なに?」

「お前なんでそんなに思い付くんだ?」

「独り暮らしが長かったから?弁当で節約しててさ、いつもフライパンでかいなと思ってたんだよ。それに、あれ高いじゃん!主婦って安くて丈夫で長持ちが一番なんだから」

「ふむ……」