天満堂へようこそ-3-

ノアの後をついて行き、上りきったところで右に曲がる。どうやら、右半分が俺のエリアらしい……

「おわかりかと思いますが、左が姫様で右側が奏太様エリアです。窓を見ていただくとわかると思うのですが、この真ん中は共有スペースとなりまして、小さいですがプールとなっております」

「え?これ小さいの?学校にあるプール……低学年用かな?あのくらいあるのに……」

「外庭にもっと大きなプールがありますが、お客様などが見えた時にしか使わないかと思います。お部屋の方なのですが……」

「どこ?」扉は横並びに3つ、奥の突き当たりに一つある。

「まず、手前からですが」と扉を開けてくれる。なんと言っていいのか言葉がでないとはこの事だろう。

「部屋はすべて南向き廊下や階段は北側と思ってください」

コクコクと頷く。

「お仕事でお疲れでしょうから、すぐに休めるよう、この部屋がマンションで言うリビングと言った所でしょうか。こちらにも小さいながら冷蔵庫とミニカウンターが付けてあります。グラスなども棚にありますので」