天満堂へようこそ-3-

「それなら仕方ないよな。早く終わらせて帰る!悪寒しか走らない」

「それが良いかと思います」

それから撮影が始まり「そうそうこっち向いてぇ。いい笑顔よぉ、可愛いわぁ」等散々言われ、何度か着替えやっと終わったと思い外に出たら、もう夕方前。
そのまま帰ると言い張り、自宅に帰りムーのところへ行く。

「おかえりー」

「うん。ただいま」とベッドに倒れこむ。

「奏太くんなんか甘い臭いがするよ?」

「あぁぁぁぁ、頭に一杯変なもの塗られてたんだった。俺風呂に入ってくる!」

ムーのぼくもー!という悲痛な叫びよりも前に記憶から消したいあの言葉。

風呂に浸かる前にゴシゴシと体と頭を何度も洗い、温泉に浸かる。

「奏太くん他の雑誌にもでない?保証するわよぉー、絶対人気出るんだからっ」と言われながら触られたお尻の感触は忘れられない。

「ノーアー!」