天満堂へようこそ-3-

そのままスタイリストさんにあれでもないこれでもないと服を何着か着せられ、周りではどこから持ってきているのか、すぐに小さな部屋のようなセットも用意され、商品をだし生活感のある雰囲気に作り上げられている。


「君、料理とかできる?」

「一応……」

「じゃぁ、さっきのカレーがあるから、お玉で混ぜててくれるだけでいいから立ってて」

「はぁ……」

「奏太、全部監督がしてくれるから問題はない!」と親指をたてられるが意味がわからない。

「奏太様」

「何?」

「もしお嫌でしたら姫様には私から話しますが」

「大丈夫、何言っても無理だと思う。だってノリノリだよ?」と結月のいる方を指差す。

何にこだわっているのか、グラスの位置からサラダにカレーポッドの角度までこまかくしじしている姿を見ると今逃げたらヤバイとゆう警報しか頭に流れてこない。その事をノアに言うと「確かに」と返事が返ってくる。