天満堂へようこそ-3-

パラパラと捲ると幾つかの天満堂商品が載っている薄い通販カタログではあったが、特に特徴もなく商品の写真と、繊細が書いてあるだけだった。

「これがどうかしたんですか?」

「つまらん雑誌だろう?」

「でも、こんなもんなんじゃないの?」

「最近はモデルさんとか使う会社も多くてね、社長にも何人か見て貰ったんだが全部ノーでね……でも今日その理由がわかったよ。君が若くして副社長と言うのにも驚いたんだがなかなかいい!」

「いいって言われても」

「奏太、化粧品の方はなんとか決まったんだが、食器や調理器具の方に困っていたんだ。お前の食べっプリを監督が見てな、イメージとして載せたらいいんじゃないかと言ってくれてるんだが……」

嫌な予感しかしなかったのでプルプルと頭を横に振る。
じりじりと寄ってくる結月に反抗できるわけもなく、すぐに壁際まで追い詰められ一言。


「やれ!」
「はぃぃぃぃぃ」