天満堂へようこそ-3-

「ただいま。なんだお前らニヤニヤ笑って」

「あ、これ……」と最後の箱を渡す。

何だと結月も箱を開け、ピアスと俺を見ている。

「なんで片方なんだ?」

「へへっ、もう片方は俺!」

「お前ピアス空いてないじゃないか」

「うん、いつも着てるスーツの社員バッヂのところに付けるから」

「お揃い……か……」

「嫌だった?」

「いや、ありがとう」そう言って結月も耳にピアスを付けてくれた。

「あのさ、通帳に恐ろしい金額が入ってたんだけど」

「入社祝いだが?」

「後給料……」

「少ないか?」

「多すぎだろ?俺まだ18だよ?」

「気にするな!」

「後、ガマ親分からお釣りもらったけど封筒に入れてユーリさんに渡しておいた。で、軟膏も出したからノアに聞いて。あ、その前にムー診てくれない?すっごく我儘になってるけど」