天満堂へようこそ-3-

「奏太くん、僕もそっちに行きたいよー」

「いいけど浸かれないからな?」

そう言い座布団を田中さんに持ってきてもらい、点滴がついたムーを濡れない位置に置く。

「たなかさーん、お人形も」

「はいはい」とブタうさを持って来てもらって横に置いてもらう。

「気に入ったか?」

「うん。また戦うんだ!」

「そうだな。お前が元気になってよかったよ。ご飯は食べたか?」

「食べた。まだ柔らかいものしかダメだって。それに、プリンくれないんだよ?昨日食べたからって!」

「元気になった途端よく喋るなー」

「お薬が効いたって田中さんが言ってたよ?」

「そうだな。お前も頑張ったもんな!」

「そうです。みっともないとこをお見せしてしまって……」

「いいよいいよ。それに喜んでもらえてよかったよ」

「はい。あ、タオル等置いておきます。兄の話では、ムーさんの消毒など済んでいるとの事ですので」

「分かった。ムーまだ染みるか?」

「ちょこっと痛いけど、体温計するの嫌だ!お尻の尻尾掴んで指すんだよ?気持ち悪くって……」

「治るまでの我慢だから。脇で図れたらいいのにな」