天満堂へようこそ-3-

「ですが、犬とは噛むものなのでしょう?」

「そうだけど、速攻やられると悲しいかな」

「あ、これなんだけど」と、ノアとユーリに同じ箱を渡す。

その間に田中さんはお茶の用意をしてくれているようで、キッチンの方からカチャカチャと音が聞こえてくる。

「何でしょう?」

「開けてみて?」

では……と二人が開け、お互いのを見てお礼を言ってくる。

「会社の時はスーツだから使えるかなと思ったんだ。二人の髪の色に合わせたんだけど……」

「大切にします。有難うございます。ノア?」

「ずびばぜん……奏太様からこの様な頂き物など……光栄ずぎで……」

ほらとノアにティッシュを渡し、隣のリビングまで行き田中さんが入れてくれたお茶の前に座る。

「そんなに泣かなくても……」

「奏太様、それぞれのお付のものは、主から物を頂くとゆう事はほとんど無く……」

「え?そうなの?俺悪いことしちゃったかな?」

「いえいえ、大変喜ばしい事なのです。信頼の証出すので」