天満堂へようこそ-3-

「帰ろっか……結月さん帰ってきたら売上渡さないといけないし、このお金も……」

「そうですね、姫様ならそのままお肉でも食べに行きそうですが」

「だよねー」と部屋を出ると、ニコルも帰ると言ったので、車で一緒に帰ることにした。

帰宅するとすぐにムーのところに行き、様子を見る。

「ユーリさんに田中さんも!」

「奏太くん!」

と支えられながら立っている。

「凄いじゃん!」

「時間はかかりましたが、頑張るというもので……」

「ありがとう。でもムー、休憩しながらだそ?」

「うん。ねえそれなぁに?」

「まず横になろ?」

そう言ってまた布団に横になってもらい、袋から出したブタうさぎをムーの横に置く。

「あ、かまぼこのウサギだ」

「お前いつも戦ってたからさ。見つけた時にムーにいいなって思って買ったんだ」

「ありがとう奏太くん!」

ガブゥーッ!

「こら、噛むものじゃないからさ……」