天満堂へようこそ-3-

「今日は嬢ちゃんはおらんのか?」

「はい」

「そうか。塗り薬も欲しかったんだがな……」

「塗り薬も関節の薬ですか?」

「いや、だいぶと良くなったんだがな、ほれこの通り皮膚が固くなってしまってのぅ」

「失礼いたします」

ノアが皮膚の硬さを見て、デスクに戻ってノートを見せてくる。

「この硬質化の時の軟膏の部分を読んでみてください」

皮膚が固くなっている時に使う……

「できる?」

「書いてありますので」

ノアにお願いといい、出来るのを待ち、ガマ親分に渡す。

「飲み薬は1日1回、一月分ありますが、塗り薬は1日2回幹部に塗ってください。使う量にもよりますが2~3週間もつと思います。何かあればまたお越しいただけますか?」

「分かった。幾らかね?」

「えっと、飲み薬が22・塗り薬が15合わせて37万になります」

「ふむ」

そう言い、ベレー帽を脱ぐとそこからお金を出す。

計算機でお金を数えると50万あったので、余った分13万を返す。

「これは取っておきなさい。少ないがね」

「でも……」

「私も幻界のものだ。話は聞いてるよ!これからも宜しく頼む」

そう言いお金を置いて帰って行ってしまったので、封筒に入れて鞄にしまう。