天満堂へようこそ-3-

「あの、謝りますので兄の薬を……」

「あの程度放っておいても治ると思います」

「兄さん!止めてよ。いつも僕に恥かかせてさ、だからどこに行っても病気になっても薬もらえないんだよ!」

「「だからこいつが!」」

「ノア、帰って貰って」

チリンチリン
「お客様がお帰りです」

「そんな……糞ガキって言ったのは謝るからさ」

「そういう問題ではありません。店長にも報告しておきますので」と冷たく言い放つ。

ノアとニコルに連れ出され、残った三男は律儀にも割れたコップを片付けている。

「危ないのでいいですよ。腰の薬でしたよね?」

「はい、家を作っているのですが、レンガの家にしたので腰に負担が……兄たちの家はすぐにできたんですけど」

あぁ、あの子豚さんかと思い、腰の薬を袋に入れて料金表を見る。
付箋が貼ってあり、可愛そうだから3万で売ってやれと書かれていたので、その料金を貰う。