天満堂へようこそ-3-

「いや、チョコがさ、おもちゃの匂いがするっていうもんだから……」

「こいつ鼻がいいな。確かに臭いは似ているが、食いもんじゃぁ無い」

「あの、フレッドって役に立ってました?」

「助かった。あいつ医者になればいいのにな!腕もいいし、何より知識が豊富でとっさの判断力もいい」

「結月さんが誰かを褒めるなんて珍しい……」

「そうか?ローズの旦那じゃなかったら、うちで修行させたかったくらいだ!」

「良かった。あ、奏太君これ着替え渡しておいてくれる?ムーくんが良くなるまでに帰ってくるなって言ってあるから」

「でも、息子さん大丈夫なの?」

「うちの子は大丈夫。いつもドラゴン達と厨房行ったり庭で遊んだりしてるし、今はお爺様も来てるから安心して預けられてる」

「そっか。そのお爺さんにもお礼言っておいて。ムーが元気になったら遊びに行きますって」

「分かった。じゃぁ、あんまり長くいても行けないから、チョコ行こ?」

「えー?まだお隣にいたいのにー?」

「ダメだよ。また来よう?」

わかったー。とベッドからピョンと飛び降り、ローズの元へと行く。