天満堂へようこそ-3-

「奏太、ちょっと来い」

呼ばれてリビングに行くとローズが犬を抱いて来ていた。

「何で?」

「フレッドの着替えと、ごめんね他の子は断ったんだけどチョコが言うこと聞かなくって」

「結月さん、ムーの友達だから会わせてあげてもいい?」

「構わんが、チョコよ。まだ遊べないから近くで見るだけだぞ?声かけてやってくれるか?」

[うん、ぼく出来るよ。ムーくんとまたあそびたいもん]

「ここでは普通に話して構わん」

「うん、姫あいがとー」

「私も一緒にいいかな?」

「うん、こっち。ちょっと臭いがあるけど」

「そんなの気にしないから。チョコ行こうか」

「あーい」

部屋へ案内すると、チョコはローズにしがみつき、怯えているのがわかる。

「ムーくん......」

「チョコ、たくさん話してあげて。お友だちでしょう?」

「うん。あのね、ローズちゃんのおうちにもたくさん秘密の場所があるんだよ?みんな待ってるから、今度探検に行こうね」

ピクッ