天満堂へようこそ-3-

「ノア、ニコル奏太を頼む」

「だってだって......」

「お前は出ていろ!」

それから何をしているのか分からないまま数時間ずっと待ち続け、ノアにもニコルにも声は掛けられるが返事をするにも出来ない。

わかったのは血の臭いが充満しているので何かしていると言うことと、ユーリがいないと言うことは手伝っているのだろう。
何をしているのか想像ができたので余計に心配でたまらない。

「俺、ムーをこんなにしたやつ許せない!」

出ていこうとする俺を二人が止めるので諦めて椅子に座るが、飲み物さえ喉を通らない。

「俺がここにきてからムーと一緒にいなかったのがいけないんだ!ちゃんと見てたらこんなことにならなかったんだ!ムーまだ小さいんだよ?2才になったばかりでさ。成犬だけど、行動もまだ子供でさ、好奇心旺盛でさ......」

「だったらこれからムーの部屋はここだな」

「結月さん」

「直接の心臓マッサージをした。ちょっと心臓に細工はしたが......元気になる」

「いっても......いい?」

「会ってやれ」