天満堂へようこそ-3-

「え?サラダ作ってる。ツナ缶使ったらダメだった?」

「いえ、王子にそのような......」

「ニコル、好きにさせてやってくれ。さっきみたいに普通にしてやってくれると有り難い」

「わ、わかりました」

「ねぇ、これで良い?トマトとかキュウリとか」

「上出来です。バカ王子は何もできませんから」

「じゃぁ、お姉様サラダでございます」とふざけて出す。

顔を最大限に赤らめながら、馬鹿かお前はと言われるが最近この反応が楽しくて仕方ない。

「そうだ、来客中はなるべくデスクから動くな。ノアが守りにくくなる。今来た客は定期的に来るからなるべく私が対応するが、酷いときは一週間に一回来る」

「そんなに?」

「時期にも寄るがな。電話は会社の方とも繋がってるから、緊急のときはニコルに言え。ここはニコルに任せてあるし、夜中は色々来るからな......」

「うん......」