天満堂へようこそ-3-

そう言うと思ったと項垂れていると、中から二人が出てきた。

「なんだ?お前らだけうまいもん食いやがって!ニコル、後二人分頼む」

「はい、ユーリ様も同じでいいですか?」

「ええ。あなたの料理は美味しいですから」

「あのさ、気になったんだけど。それぞれお付きがいるわけじゃん」

「それがどうかしたか?」

「例えばだけどさ、ニコルさんに俺が『ニコルコーラ出せ』とかって命令したら聞いてくれるの?」

「そうだ。王族間では各界関係なく言うことは聞いてくれる。主の命令が優先だが。だから、奏太もユーリと呼べば良いし、ルーカスのようにふんぞり返っていれば良い」

「お前だろ?なんで今日は俺ばかりなんだよ!」

「一応様とつけて話しているでしょう?バカ王子!」

「それだよそれ!忠実感がさ......」

「補佐はやってます。文句があるなら素直な奏太様にお付きしたいぐらいで......って何なさってるんですかあなたは!」