悪夢〜とある者の夢日記〜

赤黒い汚れと塊は、人の血と肉片だった。

私は動かないと分かりつつも、両手足をバタつかせて拘束を解こうとした。

しかし、鎖は床に固定されている為ビクともしない。鎖と固定具だけここには相応しくない、新品の者だった。

私が上を向くと、天井は目の前にあった。

もう助からないと悟った私は、天井から目を背けて壁を見つめる。