「お待たせ!!」
あたしは二人が座っているところのカバンを置く。
「遅いっすよー」
「作業に入りましょ!!」
二人ともそれぞれ言葉を発する。
二人の二年生の男子。
柴田海人くんと境龍くん。
「ていうか、柴田!!アンタ昨日サボったんだから文句言う筋合いないし!!」
柴田の頭を叩く。
「わー!!ごめんなさい!!」
柴田があたしから逃げ回る。
「黒のタワーがいい!!」
あたしはそう叫ぶ。
「マジっすか?先輩暗いんですね」
柴田がクスクス笑う。
「違う違う!!なんかかっこいいじゃん!」
「ほんとにそれだけですかー?」
境が疑いの目で見る。
「ただ、好きなバンドのイメージカラーなだけなんだけどさ」
そう。
あたしがってより丈がバンドをやっていて。
〝スタディイレブン〟
っていうバンドを目指してるんだ。
丈と同じものを好きになりたいの。
あたしは二人が座っているところのカバンを置く。
「遅いっすよー」
「作業に入りましょ!!」
二人ともそれぞれ言葉を発する。
二人の二年生の男子。
柴田海人くんと境龍くん。
「ていうか、柴田!!アンタ昨日サボったんだから文句言う筋合いないし!!」
柴田の頭を叩く。
「わー!!ごめんなさい!!」
柴田があたしから逃げ回る。
「黒のタワーがいい!!」
あたしはそう叫ぶ。
「マジっすか?先輩暗いんですね」
柴田がクスクス笑う。
「違う違う!!なんかかっこいいじゃん!」
「ほんとにそれだけですかー?」
境が疑いの目で見る。
「ただ、好きなバンドのイメージカラーなだけなんだけどさ」
そう。
あたしがってより丈がバンドをやっていて。
〝スタディイレブン〟
っていうバンドを目指してるんだ。
丈と同じものを好きになりたいの。



