夏祭りから何日かたった。
結局あの後、碧達と合流する前に打ち上げ花火が始まっちゃったから、花火は飛鳥と見ることになり、その後碧達と合流してそれぞれ解散ということになった。
「麗華、桜餅作ってみたのだが……どうじゃ?食うか?」
縁側に腰かけていた私に桜餅を一つ差し出してくる飛鳥。
「うん、食べる!」
そういって餅を受け取った。
あの日から飛鳥は私にありのままで接してくれている。
それどころか、以前と比べ物にならないくらい飛鳥とはよく話すようになった。
今みたいに、桜餅をくれたり、体の調子が悪いときは看病してくれたり……。
そんな感じで結構世話もやいてくれたりする。
私の横に腰かけて桜餅を頬張る飛鳥。
「ん、うまい。」
私も桜餅をかじってみる。
ほんとだ、おいしい。
そのままの勢いで私はあっというまに桜餅を食べ終わってしまった。
「おいしかった~!」
「それはよかった!……ん?麗華、口にあんこがついとるぞ。」
そういって口の端についているあんこをとってくれた。
「あ、ほんとだ、ありがと。」
そういって私は飛鳥と、へへへと笑いあった。
結局あの後、碧達と合流する前に打ち上げ花火が始まっちゃったから、花火は飛鳥と見ることになり、その後碧達と合流してそれぞれ解散ということになった。
「麗華、桜餅作ってみたのだが……どうじゃ?食うか?」
縁側に腰かけていた私に桜餅を一つ差し出してくる飛鳥。
「うん、食べる!」
そういって餅を受け取った。
あの日から飛鳥は私にありのままで接してくれている。
それどころか、以前と比べ物にならないくらい飛鳥とはよく話すようになった。
今みたいに、桜餅をくれたり、体の調子が悪いときは看病してくれたり……。
そんな感じで結構世話もやいてくれたりする。
私の横に腰かけて桜餅を頬張る飛鳥。
「ん、うまい。」
私も桜餅をかじってみる。
ほんとだ、おいしい。
そのままの勢いで私はあっというまに桜餅を食べ終わってしまった。
「おいしかった~!」
「それはよかった!……ん?麗華、口にあんこがついとるぞ。」
そういって口の端についているあんこをとってくれた。
「あ、ほんとだ、ありがと。」
そういって私は飛鳥と、へへへと笑いあった。