* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
学校からの帰り道。
あの日から彼らは毎日のように一緒にいてくれる。今も一緒だ。
でも…………。
「あの……、ずっと一緒にいてくれなくてもいいんだよ?」
守るため、という口実で一緒にいてくれるっていうのは嬉しいんだけど……。
この人たちのメンツがメンツだから、学校中の女子から恨まれたり…………しちゃうかもしれないんだよね。
実は今も皆のファンの女子からすごく睨まれてたり、靴箱にたまーにだよ?
たまに不幸の手紙が入ってたり……。
それに……メールこそとっているものの、碧と話す機会も減っちゃったし……。
「べつに気にすることないだろ?」
暁君が不思議そうにいう。
「学校まで一緒にいることはないんじゃないかな~、と思って……。」
じゃあさ、と鬼羅が口を開く。
「俺達が麗華ちゃんの家に住まわせてもらえばいいんじゃないの?」
「…………は?」
何をいってるんだコイツは。
「いきなりなんてこといいだすの!そんなの駄目に決まってるでしょ!お断りです!」
何を言い出すのかと思えば!一つ屋根の下、こんな男どもと同居とか無理!嫌!断固拒否!
「それじゃあ、宿無しだから泊めてください、って言ったら?」
「は……?」
宿無し?
「家、無いの?」
「俺達、一応別の世界の住人だからな。家なんてないんだよ。」
当然のように平気な顔で言ってる。それが当たり前だった……ってこと?
なんか……呆れる。
だって当然のように笑って言うんだもん。
でもそれだったら……。
「……泊めてあげない……こともない。」
これで泊めてあげなかったら、悪いことしたみたいで嫌になっちゃうし。
「じゃあ、それで決定!」
「でも、そのかわり…………。」
と、私はある交換条件を出した。
学校からの帰り道。
あの日から彼らは毎日のように一緒にいてくれる。今も一緒だ。
でも…………。
「あの……、ずっと一緒にいてくれなくてもいいんだよ?」
守るため、という口実で一緒にいてくれるっていうのは嬉しいんだけど……。
この人たちのメンツがメンツだから、学校中の女子から恨まれたり…………しちゃうかもしれないんだよね。
実は今も皆のファンの女子からすごく睨まれてたり、靴箱にたまーにだよ?
たまに不幸の手紙が入ってたり……。
それに……メールこそとっているものの、碧と話す機会も減っちゃったし……。
「べつに気にすることないだろ?」
暁君が不思議そうにいう。
「学校まで一緒にいることはないんじゃないかな~、と思って……。」
じゃあさ、と鬼羅が口を開く。
「俺達が麗華ちゃんの家に住まわせてもらえばいいんじゃないの?」
「…………は?」
何をいってるんだコイツは。
「いきなりなんてこといいだすの!そんなの駄目に決まってるでしょ!お断りです!」
何を言い出すのかと思えば!一つ屋根の下、こんな男どもと同居とか無理!嫌!断固拒否!
「それじゃあ、宿無しだから泊めてください、って言ったら?」
「は……?」
宿無し?
「家、無いの?」
「俺達、一応別の世界の住人だからな。家なんてないんだよ。」
当然のように平気な顔で言ってる。それが当たり前だった……ってこと?
なんか……呆れる。
だって当然のように笑って言うんだもん。
でもそれだったら……。
「……泊めてあげない……こともない。」
これで泊めてあげなかったら、悪いことしたみたいで嫌になっちゃうし。
「じゃあ、それで決定!」
「でも、そのかわり…………。」
と、私はある交換条件を出した。
