「令奈、食べようか?」 「はい、いただきます!」 一口スープを口に入れる。 ……っ!!! 美味しい!!!! 「こんな美味しいスープ、初めて」 「そうか、喜んでくれて嬉しいよ」 それからも順番に料理は出てきた。 どれも美味しくてほっぺたが落ちそうなくらいで幸せも感じた。 その日は家に送り届けてくれて終わり。 家に帰ると、会社に残るか春馬さんの会社に行くか悩み続けた。