「ねぇ、紗彩って毎朝何の本読んでるの?」 紗彩が僕を待ちながら、毎朝懸命に読んでいる本。 初めての手繋ぎ登校。 恥ずかしい僕は、とにかく話を振る。 「内緒だよ!読み終わったら、教えてあげるね!」 紗彩は、握る手に少し力を強めて笑った。 「あっそ…別に教えてくれなくてもいいけどね…」 「ふふふ♪」