「ふざけんなテメェ!」



あたしが殴った女はすごい形相でこっちを睨む。



そして、すぐさま立ち上がってあたしの方に走ってくる。



掴みかかろうとしたその手首を掴んで拳を握る。



今度は平手打ちなんてぬるいもんじゃいかないよ。



あたしの拳は一直線に相手のみぞおちに入った。



「…っ!」



相手はそのまま崩れ落ちた。



「あたしにつっかかってくるなんて100年はえーんだよ。ばーか」