『………(ボソッ)俺は醒めて欲しくないよ。』


何だ、コイツ……。

一瞬、哀しい目をしたコイツの顔が、やけに俺の心に焼き付いた。



一期『それにしても、塀から飛び降りるなんて、いくら男の子でも危ないよ?
気をつけなよ~?』

『はい…そうっすよね……。
これからはちゃんと……あ゙!!!!!』


次は何だ?
本当にコイツにはさっきから次から次へと脅かされる。
また塀から降って来たか?←


『すっ…すんません!!!
ちょっと今急いでるんで!!!
それじゃ!!!』