亡いなったからといって手放したわけではない。 今も、ひかると子供の命はいだいている。 俺の一番大事なもの。俺の核だ。 あとは、在義の娘やのちの息子、俺の息子やその伴侶たちを眺め見て、俺は生きるだけだ。 ひかると生きていくために作ったこの店、《白》には遙音という後継者も出来た。 猫柳の名まで継いでくれる。 遙音は笑満娘ちゃんとの結婚も決まっている。 引退するにはまだ遙音は甘いから、早々に身は引けねえな。けど、 次が育つのは、いいもんだ。 なあ?