バサバサッ 間の抜けた声を共に、派手に書類が散らばった。 ……ああ、なんでこんな急に修羅場って訪れるんだろう。 「神宮? 華取さんたちの後継の一人か? なあ雲居」 「はい。実は、二年前は婚約状態で――」 「はあっ⁉」 絆の大声に、咲桜ちゃんがびくっと震えた。 咲桜ちゃん、絆のりゅう大っ嫌いはあまり知らないからなあ……。