中学は、愛子の勧めもあって桜庭学園ってとこに入った。 なんでも、寮はあるしメシつきだし、特待生になれれば学費諸々は手がかからないそうだ。 俺も、そういったこと――学費とかでじいさんや龍さんに面倒かけるのは嫌だったし、天龍から通える距離に学校はなかったから、いっそ寮に入っても構わなかった。 一年すればりゅうとふゆも入るし。 そんな感じで、俺は家族たちから離れた一年を過ごすことになる。 ……しくじった。