その後は施設に入れられたんだけどうまく馴染めなかったところを、龍さんと出逢った。
そして引き取られて――たぶんすげーいろんな障害を乗り越えて、龍さんは俺を連れ出してくれたんだと思う――龍さんのじいさんの家で暮らすことになった。
山間の村、天龍。
そこには先客がいた。
神宮流夜。
歳は俺の一つ下で、まー感情表現に乏しいヤツだった。
なんでも生まれてすぐに家族を殺されたらしい。
そして親戚をたらいまわしにされていたところを、龍さんに見つけられた。
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