父「自己紹介も終わったことだし、どこか夕飯食べに行こうか?……もちろん、響くんも。」

響「え、いいんですか!?」

おいおい、ちょっとは遠慮しろよ。

父「ハハッ、巻き込んでしまったお詫びだよ。」

響「お詫びなんていいですよ。俺、自分の分はちゃんと払いますから。」

本当にこいつは、真面目なのか不真面目なのか分からないな。

ふつうに練習には遅刻してくるくせに、こういう所は、しっかりしてる。

父「いや、いいよ。それじゃあ大人のメンツがたたないからね。」

響「……じゃあ、お言葉に甘えて。」