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葵「紅音、本当に今までごめん!!」
いくら謝っても許してもらえないかもしれない。
紅「お姉ちゃん!!」
葵「っ……ありがとう、紅音。」
私がもう1度紅音のお姉ちゃんになれたら、ううん、なれなくても渡したいものがあった。
葵「紅音、ちょっと待ってて。」
紅「うん?」
早く紅音にあげたい。きっと紅音、似合うだろうな。
葵「はい!」
私は、一つの紙袋を差し出した。
紅「……?」
本当に紅音って可愛いなぁ。今だって何か首かしげてるし。……あれ?私って、シスコン?
まぁ、紅音ならいいや。
葵「開けてみな。」