赤髪少女の恋唄



やっぱり私は、歌が好きなんだ。

思い出したよ、私の幸せを。

響「それで、みんな紅音がうちのメンバーに入ってもええか?」

凌「俺は、いいよ!!」

玲「僕もー!」

真「文句無しでいいよ。」

蒼「……いいよ。」

響「じゃあ、全員OKってことで、これからよろしくな、紅音!!」

紅「よろしく!」

響「このバンドのルール教えなあかんな。」

ルール……?

響「メンバーの名前は、下の名前で呼ぶこと。」

全「……。」

紅「だけ?」

5「「だけ。」」

少なくない?……まぁ、楽でいいか。

響「分かった。でも私、響しか知らないけど?」

響「あ、ほんまや。お前ら、自己紹介せえ!」