赤髪少女の恋唄


紅「最後にアンタ。」

響「お、おう。」

紅「ギター途中ミスったよね?それも一瞬のギターソロで。」

響「すいません。」

紅「……ただ、アンタの声は評価できる。コーラスに居たら嬉しい声。」

響「そっか。嬉しいわ!」

私は、見逃さなかった。アイツが一瞬悲しい顔をしたことを。