葵「あらー、イケメン。」
バッ!!
俺はすぐに紅音から離れた。
っ!?
何してんねん、俺!?
告白してもうたし、その上葵さんに聞かれたし!!
響「いやー……アハハ。」
葵「完全私の事忘れてたでしょ?」
響「……はい。」
ギュッ♡
響「へっ///!?」
後ろから抱きしめられてる?
葵「私の妹も大胆だわ笑笑」
響「あ、紅音?」
葵「邪魔者は退散しますよー。」
え!?
ちょっと葵さん!!
カチャ……
響「あ、紅音、どないした?」
紅「ほんと?」
響「え?あー、ほんまに紅音は綺麗やで。」
紅「そっちじゃない!!」
そっちじゃないってことは……。
響「……あー、ほんまに好きやで///」
ある意味後ろからで良かったかも。
顔見て言うなんて恥ずかしすぎて無理や!!
紅「っ!?
わ、私も響が好き。」
っ///!?
紅「……ズッ……ずっと言っちゃダメだと思ってた。…ズッ……バンドメンバーだから、ズッ……気まずくなるとダメだと思って。」
響「……俺も同じや。」
俺は紅音の方に向いた。
響「そんな泣くなや。……男は好きな子に泣かれたらどうしたらええかわからんくなるんやから。」
俺はそっと紅音を抱きしめた。
そして俺たちは、自然とキスをしたーーー