響「なぁなぁ、紅音。」

紅「もう、さっきから何?」

響「seriousの"進む空"って、歌える?」

seriousとは、超人気バンドだったが、人気絶頂の時に、解散をしたバンド。

私の一番好きなバンドだから、歌える。

紅「歌えるけど?」

響「俺がギター弾くから歌ってや。」

紅「いいけど。」

響「よっし。後で音合わさしてな。」

紅「うん。……でも、2人でOKなの?」

1人ずつ特技を見せるのなら、2人では、無理だ。

響「あぁ。藤野先生!2人で何かやんのはありですか?」

いきなり聞くのか。

先「いいわよ。」

いいのか!?

先「じゃあ、名前の順に見せてもらいましょうか。」

練習無しかよ。ま、いっか。

みんなは、歌だったりピアノだったり、色々な楽器を演奏していた。

先「じゃあ、次神崎さん。」

響「あ、先生。俺と紅音一緒にやるわぁ。」

先「あら?そう。何やるの?」

紅「seriousの"進む空"を私が歌って、濱野くんがギターで演奏します。それであの、音合わせをちょっとしてもいいですか?」

先「ええ、いいわよ。」

響「じゃあ、紅音。音合わせしよ。」